倉橋三郎

高知県生まれ。大阪芸術短期大学デザイン美術科を卒業、阿佐ヶ谷美術デザイン専門部卒業、絵画を鍋井克之、グラフィックデザインを中村真、ミューラ・ブロックマンに師事。新聞社PR室を経て、フリーのグラフィックデザイナーとして独立。
実姉の倉橋由美子「暗い旅」の装丁を契機に出版美術の仕事に入る。以来、読み継がれる美しい本作りをめざして装画・装丁は3000冊を超える。昨今、オリジナルの絵に人気が集まり個展を精力的に開催。
ファンの間で静かなブームを呼んでいる。
主な仕事(装丁・装画)
山岡荘八「伊達正宗」(全6巻)
富田常雄「武蔵坊弁慶」(全10巻)
松本清張「異変街道」(上下)
舟橋聖一「太閤秀吉」(全8巻)
津本陽「宇喜多秀家」「青雲士塊録」「柳生十兵衛七番勝負」(オール読物・挿絵)
今東光「蒼き蝦夷の血」(全5巻)
等
展覧会歴
1996年 | 原宿積雲画廊 |
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1997年 | 長野小布施町・日本盆栽美術館 |
1997年 | 国立・ギャラリー悠 |
1998年 | 高知県立文学館 |
1998年 | 高知県土佐山田町美術館 |
1999年 | 国立・ギャラリー悠 |
1999年 | 王子ペーパーギャラリー銀座・企画展 |
2000年 | 銀座・三越美術画廊・企画展 |
2001年 | 国立・ギャラリー悠、原宿積雲画廊 |
2002年 | 国立・ギャラリー悠、築地・聖路加画廊、原宿積雲画廊 |
2003年 | 築地・聖路加画廊、国立・ギャラリー悠 |
2004年 | 築地・聖路加画廊、国立・ギャラリー悠 |
2005年 | 築地・聖路加画廊、国立・ギャラリー悠、原宿積雲画廊 |
2006年 | 築地・聖路加画廊、国立・ギャラリー悠 |