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徳島県|霊場紹介(1番~23番)

地図上の番号をクリックすると、指定の場所へ移動します。

県別お遍路MAP|徳島県 1番 霊山寺 2番 極楽寺 3番 金泉寺 4番 大日寺 5番 地蔵寺 6番 安楽寺 7番 十楽寺 8番 熊谷寺 9番 法輪寺 10番 切幡寺 11番 藤井寺 12番 焼山寺 13番 大日寺 14番 常楽寺 15番 國分寺 16番 観音寺 17番 井戸寺 18番 恩山寺 19番 立江寺 20番 鶴林寺 21番 太龍寺 22番 平等寺 23番 薬王寺

県別お遍路MAP|徳島県お寺を選択してください。指定の場所へ移動します。

1番 霊山寺(りょうぜんじ)

徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126

順打ち遍路の出発点。聖武天皇の勅願により、行基菩薩が開創されたと伝えられている。
弘仁6年、弘法大師が四国を巡教された際、心身の救済ができる霊場を開き、37日間の修法をされた。その際、大師は仏法を説く一老師をたくさんの僧侶が取り囲み、熱心に耳を傾けている姿を見かけ、 その光景が天竺(インド)の霊鷲山で釈迦が説法をしていた情景と似ていると感じとり、インドの霊山を和国(日本)に移す意味で「竺和山・霊山寺」と名づけたといわれている。

 

2番 極楽寺(ごくらくじ)

徳島県鳴門市大麻町檜字段の上12

弘法大師はこの寺で修行したときに現れた阿弥陀如来を、像に刻んだと言われ、その阿弥陀像の放つ光が鳴門の沖まで達したことから、「日照山」という山号になったという。 手水場そばの長命杉は、弘法大師が植えたといわれており、鳴門市の天然記念物に指定されている。

3番 金泉寺(こんせんじ)

徳島県板野郡板野町大寺字亀山下66

聖武天皇の勅願により行基菩薩が寺塔を建立し、「金光明寺」と命名された。 弘法大師が境内に黄金の霊水が湧く泉を発見されてから、「長寿をもたらす黄金の井戸」とされ、「金泉寺」となった。

4番 大日寺(だいにちじ)

徳島県板野郡板野町黒谷字居内5

弘仁6年、この地で修行していた弘法大師は、大日如来を感得された。 その姿を像に彫り、本尊として安置し、寺号を本尊に因んで「大日寺」と命名したと伝えられる。 本堂から大師堂を結ぶ回廊に、西国三十三カ所の本尊をあらわす木造の観音像が並んでいる。

5番 地蔵寺(じぞうじ)

徳島県板野郡板野町羅漢字林東5

弘仁12年、嵯峨天皇の勅願により、弘法大師が開創された。大師は、自ら勝軍地蔵菩薩を彫り、これを本尊に安置したと伝えられている。

6番 安楽寺(あんらくじ)

徳島県板野郡上板町引野字寺ノ西北8

弘仁6年、弘法大師によって開基されたと伝えられている。天正年間に兵火にあい、現在の地に再建された。 境内にある、弘法大師お手植えの「さか松」は弘法大師の身代わりとなって矢を受けた松を、逆さにして植えたことに由来するといわれている。

7番 十楽寺(じゅうらくじ)

徳島県阿波市土成町高尾字法教田58

弘法大師は生、死、老、病など人間として避けることのできない苦難に、極楽浄土の10の楽しみが得られるようにと「光明山十楽寺」の寺名を授けたといわれる。 昔から盲目の治療に霊験あらたかで、信仰者の中に開眼した例も数多く伝えられている。

8番 熊谷寺(くまだにじ)

徳島県阿波市土成町土成字前田185

四国霊場最大級の仁王門を構える。 大師堂に安置されている弘法大師坐像は、県指定の文化財である。

9番 法輪寺(ほうりんじ)

徳島県阿波市土成町土成字田中198-2

田園の中にあり、「田中の法輪さん」と親しまれているお寺。 四国霊場では唯一の木像の釈迦如来は、涅槃像として珍重なものとされている。

10番 切幡寺(きりはたじ)

徳島県阿波市市場町切幡字観音129

山門から333段の階段と坂を登り、切幡山の中腹に境内がある。 大塔からの眺望は素晴らしく、吉野川や四国山脈の山々が連なる。境内には右手に鋏、左手に布を持つ、観音さんに化身した銅像がある。

11番 藤井寺(ふじいでら)

徳島県吉野川市鴨島町飯尾1525

本堂には、国の重要文化財である薬師如来像(秘仏)が祀られている。 弘法大師が、薬師如来を本尊として刻み、五色の藤を植えたことが寺の始まりといわれている。

12番 焼山寺(しょうさんじ)

徳島県名西郡神山町下分字中318

四国霊場には「遍路ころがし」といわれた札所がいくつかあるが、焼山寺もその一つであり、難所を辿る「修行の霊場」といわれている。 山中にある、樹齢約300年、樹周5mを超える杉巨木は徳島県天然記念物に指定されている。

※遍路ころがしとは… 山岳寺院札所への厳しい登りの遍路道を、遍路をころげ落とすような道の意味でこのように呼ぶ。阿波の3箇所は特に「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と言われる。(Wikipedia引用)

13番 大日寺(だいにちじ)

徳島県徳島市一宮町西丁263

弘法大師が、護摩修行中に現れた大日如来像を彫造して本尊とし、堂宇を建立し安置したのが寺の縁起とされている。 山門を入って正面にある、観音像は「しあわせ観音」と言われ親しまれている。

14番 常楽寺(じょうらくじ)

徳島県徳島市国府町延命606

弥勒菩薩を本尊としているのは、四国霊場で常楽寺だけである。 境内は自然の岩盤の上にあり、岩床は本堂まで続き「流水岩の庭」と呼ばれている。

15番 國分寺(こくぶんじ)

徳島県徳島市国府町矢野718-1

四国霊場、四県に国分寺があり、阿波の國分寺は最初の札所である。 「阿波の青石」の巨岩が組み合わされている作庭は、桃山時代を代表する古庭として、国の名勝に指定されている。

16番 観音寺(かんおんじ)

徳島県徳島市国府町観音寺49-2

天平13年(741)に行基により、聖武天皇の勅願寺として建立された。
本堂に、炎に包まれた女性の絵が掲げられており、明治時代、この寺で休憩中に大火傷を負った女性が奉納したといわれている。

17番 井戸寺(いどじ)

徳島県徳島市国府町井戸北屋敷80-1

もとは「妙照寺」と号したが、弘法大師がこの地を訪れた際、水不足に悩む村を哀れみ、自ら井戸を掘ったところ、水が湧きだし寺名を「井戸寺」に改めたという。

18番 恩山寺(おんざんじ)

徳島県小松島市田野町字恩山寺谷40

弘法大師が植えたといわれる、毘欄樹(びらんじゅ)は県の天然記念物にもなっている。

19番 立江寺(たつえじ)

徳島県小松島市立江町若松13

聖武天皇の勅願で行基菩薩によって創建された。勅命により、光明皇后の安産を祈願して行基が彫ったといわれる「延命地蔵菩薩」を本尊にし、堂塔を建立したと伝えられている。今も安産祈願の寺として親しまれている。

20番 鶴林寺(かくりんじ)

徳島県勝浦郡勝浦町生名鷲ヶ尾14

標高550m、樹齢800年を超える老杉がみられる樹木の中にある。 弘法大師がこの山を訪れたとき、2羽の白鶴が黄金のお地蔵さんを守護していた。弘法大師は地蔵菩薩像を彫造し、その中に黄金の地蔵を納めて本尊としたことで、寺名が「鶴林寺」になったといわれる。

21番 太龍寺(たいりゅうじ)

徳島県阿南市加茂町龍山2

桓武天皇の勅願により、延暦12年に堂塔が建立された。弘法大師が本尊の「虚空蔵菩薩像」(こくうぞうぼさつ)をはじめ諸尊を造像して安置し、開創したといわれる。 阿波の難所の1つであったが、平成4年にロープウェイが開通し、10分ほどで山頂に着く。

22番 平等寺(びょうどうじ)

徳島県阿南市新野町秋山177

修行中の弘法大師の前に、空中に5色の霊雲がたなびき、金色の梵字が現れた。 大師が歓喜し加持すると薬師如来の像が現れ、大師が杖で井戸を掘ったところ白い水が湧き溢れた。 その霊水で身を清め、100日間の修行の後、薬師如来を刻んで本尊として安置し、寺名を「平等寺」と定めたといわれている。

23番 薬王寺(やくおうじ)

徳島県海部郡美波町奥河内寺前285-1

阿波最後の霊場。
本尊の「厄除薬師如来」は、弘法大師が厄除け祈願の為に刻んで納めたといわれている。 厄坂では厄を迎える人が階段1段ごとにお賽銭をあげながらお参りすると、身に降りかかる厄難が落ちるといわれている。